給食の時間を楽しんで貰えるような食の工夫を重ねていきたい

好き嫌いなく栄養バランスを取れる工夫を

Q.具体的な仕事内容を教えて下さい

園児の食を全般的にサポートします。

昼食は離乳食と幼児食の２食を、おやつは朝の９時とお昼の３時に用意します。調理師は、基本的に私一人です。最初は、「自分一人でできるのか？」と心配でした。だんだん慣れてきたのか、日々時間に追われながらも「この時間までにこれを終わらせる」といった、自分なりのルーティンができてきました。

基本的な献立は、全社的に行われているので、それに沿って自分は調理をしていきます。

食事を作って提供するだけでなく、園児たちがお昼を食べている時は、調理室から出て子どもたちと触れ合っています。

食べるのが早い子もいれば、遅い子もいます。早い子は、自分で食べ進めるのが上手なのですが、遅い子にはなるべく声掛け等をしながらサポートしています。

ちなみに、子どもたちに人気のメニューは“スパゲッティ”と“唐揚げ”です。おやつは、甘いモノを提供するだけでなく、スパゲッティやおにぎりなどお腹にたまる食事を出すこともあります。元気に遊びまわる子どもたちはお腹が空いているのか、おかわりして食べる子たちもいるほどです。

衛生面はもちろん口にした時の安全にも配慮

Q.仕事で大切にしていることはありますか？

子どもたちの中には、離乳食の時から好き、嫌いがはっきりしている子もいます。

食の好みも人それぞれです。ただ、食事は栄養バランスがしっかり考えてあるので、できるだけ食べてもらえるように、いろいろ工夫を重ねています。

食の仕事は、ひとつ間違うと命に関わるような問題も起こります。

ですので、安心・安全をモットーに料理をつくることは大前提です。衛生面はもちろん、口にした時の安全も考えて、小さくしたり、食べやすく切ったりなどは欠かせません。

Q.職場の雰囲気はいかがですか？

みなさんとても明るくて元気です。つられて私も、今まで以上に元気になったぐらいです。皆さん話しやすいので、自分の意見をハッキリと伝えやすい環境です。皆さんでいい園にしようと、意見を出し合っているのを見ると刺激を受けます。

給食時間を楽しめるような工夫を

Q.どんな時に仕事のやりがいを感じますか？

給食の時間が楽しいな！と思って貰えるような工夫も凝らしたいと思っています。思いと時間を掛けてつくった給食を、子どもたちが笑顔で食べてくれている時は、やりがいを感じますね。

実は、この園に来るまでは、調理は得意だけどおやつづくりが不得意だなと思っていました。季節ごとのメニューやおやつのレシピも、いろんなバリエーションがあって、作っていても楽しいし、自分自身の調理の腕もあがったように感じています。

本社のヘルプで安心して休みも取れる

Q.仕事以外の時間は何をしていますか？

お休みの日は家でゆっくり過ごすことが多いです。休みの日は、自分のために料理をつくっている感じです。また、一人でぶらぶらショッピングしたり、旅行とかドライブに出かけることもあるのですが、その時は主に食べ歩きをします。

Q.有給休暇は取りやすいですか？

１ヶ月の休日が決まっているので、日曜・祝日に加えて自分の好きな日にお休みをとらせていただいています。私が不在の時は、本社経由でヘルプの調理師さんが駆けつけてくれます。最初は、「一人だから休みが取れるのか？」という部分も不安でしたが、休んでもいい雰囲気なので安心して休暇を取っています。

厨房の中から子どもたちを見守れる癒しの環境

Q.この会社に入社したきっかけはなんですか？

１年半前までは病院の食堂で調理をしていました。

もともと食べることが大好きで、幼稚園の頃から母の料理を手伝っていました。調理系の大学へ進学して、栄養士と管理栄養士の資格を取得しました。その資格を活かしながら、将来にもつながるような仕事をしたいと保育園での転職を考えました。

保育園で離乳食や、幼児食づくりをした経験が、将来、自分自身が子どもを持ったり、まわりの友人が子どもを持ったりした時にも、役立つのではと思っています。

Q.入社前にこの会社に感じた魅力はどこですか？

仕事を探している時に、こちらの園で人材を募集しているのを知りました。

園を見学させていただいたのですが、ちょうど厨房の中から子どもたちの保育の様子を見ることができました。その様子にとても癒やされて、こんな環境で毎日仕事をしてみたいと考えて、すぐに応募させてもらいました。

就職希望者へのメッセージを教えて下さい

いろんな調理の経験を積んでみたい、子どもが好きという方には、保育園は最適な職場だと思っています。自分にこんなことができるんだ！といった発見もできると思います。