子どもたちのための理想の保育を自由に挑戦させてもらえる環境
2005年入社
Y.M先生
福岡市 | 企業主導型保育園 | 園長
先生たちの体と心の健康管理を大切に
Q.具体的な仕事内容を教えて下さい
この園には、テトテひらおの前身となる保育園の立ち上げ時から、園長として携わっています。8年前テノ.コーポレーションが経営を引き継いでからも、そのまま園の運営を担っています。
園長として一番の仕事は、先生たちが働きやすい環境づくりです。先生方の体も大切ですが、心の健康管理も必要だと思っています。また、先生方からあがってくるいろんな意見を取り入れやすい環境づくりも、園長の重要な仕事です。そのために、みんなが意見を出しあえる雰囲気づくりを行っています。
先生方からは、「こんな遊びや冒険をしたいが1歳児には大丈夫か?」とか、「保護者の方とお話する時はどう伝えるか?」など多岐に渡った意見や相談があがってきます。自分の知見に頼るだけでなく、他の先生とも意見を交換しながら解決に導けるような応えを探しています。
全体ミーティングは月1回、短めのミーティングは週に1回開催し、情報共有を行っています。他にも共有したい情報がある時は、集まってもらったり、最近ではスマホでの情報交換も欠かせません。子どもたちを安全にお預かりするためにも、細やかな情報の共有は欠かせない仕事です。
いま、保育の現場は圧倒的に人手が足りていません。そこで、国は保育士を増やすために、「保育補助員」として働く人を増やしていこうしています。
そこで、通常の業務に加え、保育補助員に関わるさまざまな外部研修も担当させてもらっています。各自治体で行っている「子育て支援研修」などの講師として、長崎、鹿児島、時には沖縄などへも出張して支援研修を行っています。
通常業務に加えての研修業務は「大変ではないか?」と、聞かれることも多いのですが、私は根っからのプラス思考。どんな仕事も元気に楽しませてもらっています。もちろん、私が不在の間にしっかり園を守ってくれる、先生たちの協力があってこそできる仕事だと思っています。
保護者への心遣いと言葉遣いにも細心の注意を
Q.仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
大切にしているのは、子どもは一人ひとり違っているので、それぞれに合った保育を行うことです。それと同時に、保護者の方のこともしっかり考えてあげる必要があります。
お願いごと一つとっても、上手く伝えられないと、クレームに繋がってしまうことがあります。保護者への「心遣い」と「言葉遣い」の大切さは、先生方にも丁寧に伝えるようにしています。
Q.職場の雰囲気はいかがですか?
笑いあり、笑いあり、笑いあり!の楽しい職場です。
職員同士に、感謝と気遣いが根付いたとても楽しい職場です。
先生方は皆さんとても優秀。長年働いてくださっている方も多く、上は60代の先生から、新しく20代の先生たちも加わり、いろんな世代が集まっていい雰囲気ができています。
その中で自分自身は、皆さんの潤滑油、パイプ役になれるようなことを意識しています。
挑戦できる環境は、先生たちのやる気にもつながる
Q.どんな時に仕事のやりがいを感じますか?
この会社では、自分たちが思い描いている保育に、積極的に挑戦させてもらえています。
もちろん、会社として目標や狙い等は設定されていますが、「こんなことをしたら子どもたちが喜ぶのでは」と私たちが発想したことを聞いてくれるし、自由に取り組ませてもらえる環境です。
もちろん、そこには責任が発生しますが、先生たちのやる気にもつながっていると思います。
得意は褒めて伸ばして、苦手はしっかりフォローする
Q.新人教育についてどのような教育体制を取られていますか?
まず園に配属させる前に、事前研修を受けてもらいます。
園に配属されてからは、最初は無理をせずに、2ヶ月〜3ヶ月は主任の指導の元、仕事に入ってもらいます。その人の得意、不得意を見極めていく感じですね。得意なところは褒めて伸ばすべきですし、苦手なところはフォローしていく感じです。
もちろん、既に他の園で経験を積んで来られた方もいらっしゃいます。そうした方には、園の方針は伝えながらも、早速、実践に入ってもらっています。
元気の秘訣は、しっかり食べてしっかり眠ること
Q.仕事以外の時間は何をしていますか?
既に子どもたちは成長して、夫と二人暮らしなので、休日はまったり過ごすことが多いです。最近、犬を飼い始めたのですが、とてもやんちゃで癒やされます。
音楽が大好きなので、よくコンサートにも出かけています。ぶらぶらとお買い物に出かけたり、韓国ドラマを見るのも好きです。
先生たちにもよくお伝えしているのですが、元気の秘訣は睡眠と休養。しっかり食べて、しっかり眠ることが、仕事を頑張るためにも大切だと思います。
Q.有給休暇は取りやすいですか?
私に限らず常勤、非常勤の方にも働きやすい職場です。60代になる先生たちは、お孫さんが生まれた方も多い。娘さんの出産で1ヶ月ぐらい休みをとる方もいらっしゃいます。
親御さんの介護やご自身の病気で2〜3週間お休みされる方も多い。もちろん、産休を取られる方もいらっしゃいます。そうしたみなさんが、休んだ後に元気に戻ってこれる職場でありたいと思っています。
子どもたちの貴重な成長の瞬間をご一緒に
Q.この会社に入社したきっかけはなんですか?
大学を卒業後から、幼稚園勤務をしていました。その後、結婚・出産をして我が子を育てた後に、「できれば0歳時からの子どもを見てみたい」と思い、ベビーシッター希望でテノ.コーポレーションに入社しました。
ちょうどその頃、会社では保育園業務等を展開し始めていました。テトテひらおの前進となる保育園の立ち上げにあたって、「園長をしてみないか」との声を頂いたのが19年前。チャンスが来たと思って挑戦させていただきました。
Q.入社前にこの会社に感じた魅力はどこですか?
さまざまな場所へ保育の人材を派遣している会社なので、いろんな仕事ができるのではと考えていました。
特に魅力を感じたのは、ベビーシッターの仕事です。0歳時からの子どもの成長は、すごいものがあります。最初に預かった時と1年経った時の成長に、驚くほどの違いを感じます。
言葉を少しずつ喋るようになり、自分の意思を表現するようになる。そうした大事な時期の保育に携わってみたいと思っていました。
就職希望者へのメッセージを教えて下さい
20代の頃お世話になった先輩に、「 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉を頂きました。その頃、深い意味はわかっていなかったのですが、今は本当にそう思っています。知らない事があったらどんどん聞いて欲しいし、やりたいことがあったらどんどん声にして欲しい。そうしたコミュニケーションをとることで、自身が成長できる職場だと思います。
可愛い子供がいっぱい待っています!子どもたちの成長をずっと見守れる、共に成長ができるとても幸せな職場へ、挑戦してみてください。